昨年の選択式試験の「労務管理その他の労働に関する一般常識」でテーラーの科学的管理法が出題されました。一昨年のドラッカー、マグレガーに続いてのものでした。テーラーの科学的管理法はあまりにも有名であり多くの方が正解されたことと思います。今年の試験でマネジメント理論に関する出題があるか否かは疑問ですが、この分野は労務管理の基本でありますので、皆さんも代表的な理論(人間関係論あたり、今年は「出ごろ、出しごろ?」かも知れません。)についてはおぼえておいてください。
なお、中小企業診断士試験では、マネジメント全般にわたりますので、バーナードの公式組織論やサイモンの意思決定論、リッカートのシステム論なども内容まで踏み込んで覚えておく必要がありますが、社労士試験の場合のキーワードは「人」ですから、あまり踏み込むのはどうかと思います。ただ、提唱者と理論名程度はおぼえておいてください。
今回は繰り返しになりますが、「人」に関する話題を提供いたします。
「労働の人間化」(QWL)は労働者を人として尊重し、働く意欲に応えうる条件を整備することによりモチベーションを高め、生産性の向上を目指そうとするものであり、具体例として、職務再編成、職務拡大、職務充実、ジョブ・ローテーション、職務再設計などがあります。
労務管理用語で言いますと、小難しく聞こえますが、ジョプ・ローテーションは定期異動ですし、職務拡大は人減らしによって必然的に仕事の範囲や量が増えてしまうなど、私たちの周りでは日常茶飯事の出来事です。本当の意味?での職務拡大や職務充実を望むところですが、今これを言うのは贅沢というものでしょうか。
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